髪の毛変えました
髪型変えた経緯とその顛末

髪の毛変えました<br />髪型変えた経緯とその顛末

実際お会いしている方々からすると今更ですが、

髪型と髪色変えました。

 

 

photographer: tsukasa horie

hair and makeup: yukino shinya


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「なんで金髪にしたの!?」

と会う人会う人に聞かれた際

「勢いです!」

 

と回答していたのですが、なんでそんな勢いをつけようと思ったのか、いきさつと顛末を書き綴っておこうと思います。

少々長いです。

 

 

私はこれまで、黑髪ロングの前髪パッツンで、ザ・日本人な髪型でした。

 

日本では若干レアキャラカテゴリーですが、

海外に出ると、

アジアン=黒髪ロング

なのか、けっこう他のアジアンモデルと髪型がかぶります。

 

 

「人と被るの嫌やな。ロングヘアもケアが時間かかるし(←をい)。バーンと髪型かえたいわ」

 

と、ここ半年程特にもやーんともやもやしていました。

 

でも実際には髪型をバーンと帰る程の度胸もなく・・・・。

 

髪型を変えると、これまでの写真が使えなくなるので、色々と大変なのが一番の理由でした。

 

昨年秋のNY滞在中、

 

前髪カットをお願いしていたある美容師さんから

 

「ブロンドにしたら高級な服も似合うと思うよ」

 

と言われ、

最初

 

「へーーーーーーー」

 

くらいに思っていました。

 

これまでの人生で毛染めは2,3回。

しかも

 

「それ、染めたの?」

 

くらい自己満足レベルの色、限りなく地毛に近い色でした。

 

そんな私がブロンド!

しかも今まで丁寧に伸ばしてきた黒髪おしゃか!!!!

 

でも、

 

「ブロンド」

 

その言葉がずっと頭の中に残っていました。

 

その当時、NYで事務所回りもしましたが全く相手にされませんでした。

 

その時はインパクト・勢いがほしい!

 

という感じでした。

 

そういわれた2日後、人生初のブリーチしてもらうため、再び足は美容室に向かっていました。

 

到着してすぐ、時間がない美容師さんは

 

何のためらいもなく、容赦なくロングヘアをばっさりと鎖骨上まで一気に切っていきました。

 

「あ、、、長い時間かけて伸ばしていた髪の毛が・・・」

 

次は色。

 

私の髪の毛は相当色が抜けにくかったらしく、3回抜いても

 

赤茶色というかまだら色でした。

 

こんなひどい頭じゃキャスティングにも行けない・・・。


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遠いNYの地で私は一体何やってるんだろう。

強い自己嫌悪に陥りました。

 

帰国前日、せめて髪の毛は完成させて帰国したい

 

と思いながら5回めのブリーチにさしかかった直後、

 

美容師さんから「明日別の仕事入って朝早いから、これ以上ブリーチする時間がなくなった」

と言われ、なんだか頭を思いっきり殴られたような感覚になりました。

 

NYで仕上げたかった髪の毛は、ブロンドには程遠い山吹色のまま帰国。

 

勢いでやったブリーチは、この時点では後悔しかありませんでした。

 

そして追い打ちをかけるように帰国日にオーデションがあり、当然、黒髪で行くようにとの指示。

 

最初は黒彩を振っていこうと思っていましたが、

 

髪の毛を黒色に戻したくてたまらなくて、いきつけの美容師さんに、空港からスーツケース片手にカラーリングのお願いの電話をしました。

 

そうしたら

 

「今日はもう予約でいっぱいで、そして明日から1週間ほど長期休みの入るのよ」

 

ままままままま、まじですか・・・・・。

 

でも、その時にはたと気が付きました。

 

「あ、私はこの髪の毛を満足いく形にしないといけないんだ」

 

と思った瞬間、さっきまであんなに嫌がっていた山吹色の自分の髪の毛を

 

ちゃんと最終形までもっていこう

 

と急激にシフトチェンジしていました。

 

日本で更に2回ブリーチし、日米合わせて7回ブリーチとカラーリングを経て

 

今回の髪の毛に至りました。

 

「思い切ったね~」と黒髪時代を知っている人からはよく言われましたが、

 

 

ざくっとロングヘアが短くなったり

 

人生初のブリーチを7回もしたり

 

ブリーチ途中の絶望や葛藤を経て、

 

今は光の色の加減で金色に見えることもありますが、今は白に近い金色になりました。

 

幸いにも周りからの反応の好評です。

断髪+初ブリーチからはや3か月、やっと今の髪の毛が好きになれた気がします。

 

いつまでこの髪の毛ですごすかはわかりませんが、見守ってていてください。

 

 

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