モデルこぼれ話
モデルは「モノ」です
~国内外でのオーディション編~
職業「モデル」
と聞くと、ものすごくちやほやされて崇められるイメージ、ありませんか?
全力で否定します 笑
モデル。
その中身は「人」ですが、扱いは「商品」ひいては「モノ」です。
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クライアントからすると、「うちの商品をよく見せてくれるためのモノ」
です。
聞こえは悪いですが、シビアにいうとそんな感じ。
例えば、お店でケーキを買う時に
折角同じお金を払うんだから、一番おいしそうに見えるケーキを選びませんか?
モデルは正にそのケーキと同じです。
仕事の可否が決まるのは基本オーディション。他の分野でいうと、プレゼンやコンペに当てはまるのでしょうか。
オーディションと聞くと水着に着替えて舞台の上で
みたいなものを連想させるかもしれませんが、
多くは、会議室で淡々とこなされます。
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オーディションでは、ケーキ(自分)をよく見せるために、ヘアメイク、衣装、できる限りのことはすべて注力して
いざ!
でもその勝負はだいたい一瞬で終了。
海外ともなれば、慣れない場所まで地図片手にえっほら向かってやっとこさたどり着いたとしても、
モデルの数が多いので、クライアント・キャスティング側はざざっとモデルを見渡して、
「thank you girls」
と、必要のないモデルを一掃する必殺技も時々でます。
こんな感じで鍛えられ、モデルたちは、どんどん強くなっていくのです。
だから、モデルは気がきつそうに見えるのかも?
だからこそ、仕事を勝ち取った時の喜びはひとしおです。
photographer: Alessio cocchi
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