ゴルゴ展
連載50年記念特別展 原画だけじゃなく、ファンにはたまらない色々なゴルゴ体験もできます。

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連載50年記念で現在開催中のゴルゴ13展に行って来たのでご報告。

 

ゴルゴ13を読み始めて早2年。海外遠征の際のおともです。

今読んでいるのは、文庫版で現在40巻あたり。作品は1978年あたり。

道のりは遠い。。ちなみに現在152巻まで出ているようです。

 

 

海外で読むと面白いのは、滞在先が舞台になっていることもしばしばで、なんだかゴルゴも今同じ空気を吸っているのかな という気持ちになれます。


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特にロンドン、パリは登場回数も多いので、滞在先でゴルゴを読むのも楽しいかも。

 

 

 

ゴルゴ13のあらすじは言わずもがなですが、ゴルゴ初心者の私なりの理解をば。

 

①過去の経歴は白紙

ゴルゴの過去をにおわすエピソードもいくつか出てきますが、真相は闇

→読者としてはゴルゴの経歴はとてもつもなくキニナルのですが、それを彷彿させながらも「結局わからんのか-い!!」ってなる演出がまた憎い。

 

②任務遂行率は100%

絶対こんなの無理やん!って依頼も最終的には完遂。任務遂行のための知識、技術、体力ももちろんですが、何よりあのメンタルの強さが恐ろしすぎる。見習いたい。「マシーン(機械)」と揶揄されているけれど、あの正確さはまさに機械。

 

③ほぼ話さない

本人のセリフはほとんどなくお話しは進む。たまに見えるわずかな表情の変化が読み手心をまたくすぐる。たまに見せるゴルゴの人情がまたにくい。

 

場所は海遊館近くの大阪文化館。

 

大きなゴルゴが出迎えてくれます。

しびれる・・・。

 

 

もれなく標的になれます。

本当に撃たれそうな気がしてきたので、あの穴に入るのはやめました。

 

もうほんとかっこいい・・・←本気

 

ちょいちょいこんなゴルゴが登場してくれます。

 

はい。黙って鑑賞します。

 

 

 

私的この展示会の見どころ

 

①ゴルゴ愛用のライフルM16でゴルゴ体験!

 

いやぁこれはかなり貴重な体験かと思います!!!

実際のライフルの重さと同じらしいです。

いやまたこれが重たかった・・・。

 

構え方間違ってる!と怒られました。

はいスミマセン。

肩の上に置くのではなく、脇の前にくっつけて、射撃の際の衝撃を受けるらしいです。

勿論実弾は出ませんが、一応標的が3人程いました。この重たいライフル抱えながらスコープから標的を探すことの難しいこと・・・。


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気を取り直して正しい持ち方にて。

いやほんと重たい・・・。これを軽々片手であげようもんなら。です。

 

 

②原画がたくさん!!!あの名作もフル原画で読める

ファンにはたまらない原画。もう、なめまわすように見ました。

私が現在読んでいる1970年代後半あたりが結構フィーチャーされていたので余計にテンションあがりました。

そしてゴルゴの名作中の名作。エヴァのエピソードが降る原画で読めるという贅沢さ。

会話は決して多くない二人のやりとり。それでも心を通い合い、エヴァの最期をゴルゴが見届け続ける後半のシーン・・・。下手な恋愛映画より感動的です。

 

 

後ろに立ったら殺されます 汗汗

このおしりほしい・・・←切実

 

 

ぐさっと来ました。フラれた 笑

 

 

③さいとう・たかをさんのゴルゴ哲学を学べる!

 

さいとう・たかをプロダクションオフィス一部再現コーナー。

 

今でこそ奥深い漫画は数多くありますが、ゴルゴ連載当時の50年前は、漫画は娯楽というか、4コマ漫画のような娯楽要素が強いの主流。

そんな風潮の中で真逆をいく、リアルな作画、なんなら世界情勢を勉強するためにゴルゴを読む というくらいの質の高いエピソード。

今読んでもとても勉強になります。世界の裏事情、当時の世界情勢をフィクション、時にノンフィクションで楽しみながら学ぶことが出来ます。(セリフが多すぎてめげることもありますが 汗)

また、50年間一度も休載せずにこの質を維持しながら連載できた背景には、徹底した「分業制」のおかげです。

私の最近の座右の銘は「適材適所」なのですが、正に適材適所を具現化したさいとうたかをプロダクション。

 

綿密なスト―リー構成、絵コンテ、各種作画(人物、建物、銃器など)、全て分業だそうです。

 

ゴルゴ愛飲の「ブラディ・マリー」のみたい!

 

って思ってメニューを見たものの、お酒メニューは残念ながらなかった。チェ

 

 

ゴルゴの余韻に浸りながら外に出ると、大阪湾に映る夕日が建物に反射して、とても美しかったです。

今月27日まで開催中です。

気になる方はおはやめに~。

いやぁほんと愛読者にはたまらん展示会でした。

 

ゴルゴ13連載50周年記念 特別展

開催期間:2017年10月6日~11月27日

場所:大阪市港区海岸通1-5-10 大阪文化館(海遊館となり)

観覧料:一般1500円

 

 

 

 

【他の展覧会感想記事です】

 


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