旅行記・台湾編
私たちが忘れた本当のおもてなしがここ台湾にある
台湾へ訪れる度に感じる親日っぷり。
彼らが親日からなのか、心が優しいからなのか、理由はともあれ本当によくしれくれます。
現地に住む台湾人の友人たちはとても優しいのでもちろんのこと、まったく知らない人でもとても優しくしてくれます。
この雑誌。一見台湾特集に見えますが、実は違います。
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東日本大震災の後、台湾が150億円と異例の義援金をしてくださったことは有名なお話。
台湾は日本より物価が安いのにここまで巨額の義援金をくださったのは、私たち日本人への想いを義援金という形で表してくれたから。
それに応えるように、私たちができるお礼は台湾に訪れることだ というコンセプトで、震災のあったその年の夏に台湾特集されました。
私はすぐさまこういう形でお礼を表現したFRAUにとてもとても感動して、直近で台湾へ行く予定がなかったものの、思わず購入しました。
2011年の雑誌なので報としては古いですが、処分できません。今回も持っていき、台湾人に見せたりしていました。
ということで、いかに台湾人が親日かということがわかっていただけたかと思います。
そして今回の旅でもう再々々認識くらいした親日、そして彼らのごく自然に私たちをもてなしてくれるエピソードをご紹介。
台湾人のおもてなしエピソードその1
台北で訪れた台湾茶をおいしくいただけるおしゃれカフェ(小栽堂) での出来事。
私たちがメニューを注文した際、店員さんが英語わかる?わからない?という感じでなぜかカタコトの日本語で話していたところ、横に席に座っていた人が
「どうしましたか?何を聞きたいのですか?」
と物凄く流暢な日本語で話しかけてきてくれました。
そして無事に注文でき、しばらくすると日本語を話せるスタッフがお湯を注ぎにきてくれました
(台湾茶はお湯をエンドレスに注いでくれます。そしておのお茶は中々薄くなりません)
そのスタッフが一言「さきほどは、私が休憩中だったので日本語で対応できなくてすみませんでした」
とわざわざ謝ってくれたのです。
ここでのポイントは、全然知らない隣のお客さんが日本語で話しかけてくれたこと、そして後から日本語が話せる人が謝りにきてくれたこと です(そもそも謝るようなことでもない)。
台湾人のおもてなしエピソードその2
台北郊外だし、英語もどうだろうと思いながら身振り手振りな感じで注文。
注文をも終えたし、サーブされるのを待っていたら、応対してくれた男の子が、わざわざ日本語を話せる別のスタッフを連れてきて、注文の確認をしてくれました。日本語を話さなくてもスムーズに注文できたのに(メニュー表を指さしただけ)、わざわざ日本語で確認しにきてくれました。
なんて優しいんだ台湾人。
台湾人のおもてなしエピソードその3
台南での出来事。台南では牛肉スープを飲めといわれ、いそいそと入ったスープやさん。
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あまりのおいしさに衝撃を受け、どうしてもご飯とともに食したくなり、私たちは残り少ないスープでしたが、ご飯を注文しました。そしたら、店員さんが、スープを無料でついでくれたのです。
(さすがに肉は入っていなかった)これは一緒にいた台北人もびっくりしていました。
「台南人やさしすぎる」と。
台湾人のおもてなしエピソードその4
台南のあるゲストハウスで滞在していました。
すごくきれいで、オーナーのおしゃれ心が垣間見える素敵なゲストハウスでした。
私たちが日本人とわかったオーナーさんは、エントランスの壁に貼ってある台南市の地図の説明をしてくれました。そこには現在の地名と日本統治時代の名前の二つ表記でした。日本統治時代当時、児玉源太郎像があった場所から数百メートル離れたとある場所から、数年前に頭部が見つかったそうです。
こうやって、日本とのご縁を話してくれました。児玉源太郎。私は不勉強ながら日露戦争の二〇三高地の参謀という知識しかなく、なんで台湾に銅像が?と思って調べたろころ、統治時代の総督でもあったんですね。日本人として知ら成った自分をとても恥じました。もっともっと歴史勉強したい。
こうやって日本との縁の話を一生懸命話してくれる姿に感動しました。
他にも台湾で受けた台湾人のおもてなしは数知れず。
彼らが親日家だからと言えばそれまでかもしれませんが、だからってここまでしてくれないと思います。
日本は「おもてなしの心」とスローガンうってますが、それを書いたバッヂをつけた人が対応してくれたり、なんだかおしつけがましい感じがするのも正直なところ。
でも彼らは本当い自然に接してくれ、それが結果的に最高のおもてなしを私たちに届けてくれるのです。
しつこくしつこく言いますが、台湾は日本から近いし、食はおいしいし、温暖だし、なによりこうして台湾人の温かい心に触れることができます。
海外には行ってみたいけどちょっと尻込みするなぁ・・・
という方にはもってこいの環境だと思います。
現地で、そして帰国してこうやって台湾のことを振り返っていると、
もっともっと台湾にいきたい、
そうだ、もっともっと台湾に行こう
とおもった今日この頃です。
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