2018年 奈良 第70回正倉院展の感想と混雑回避方法をお伝えします
ならばーカオル@大阪です!
2018年、平成最期の第70回正倉院展。今年も行ってきました。
今年の開催期間は10月27日~11月12日。出陳は56件の宝物。
既に行って来た方々からは「今年は目玉がたくさんあったよ!」という声をたくさん聴きました。
ワクワクです。
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ただ、正倉院展は基本いつも大混雑。
折角の秘宝も、あの人ごみの中だとゆっくり見ることもできないし、何より疲労度は半端ないですよね・・・。
今回は、第70回正倉院展の感想と、カオスな混雑をできるだけ回避する方法をお伝えしますね!
正倉院展とは
昭和21年(1946年)から開催。戦後の幕開けを象徴するようなこの展覧会。好評で、翌年以降も継続して開催され、今に至ります。
9000件の宝物の中から既に5000件が出陳されているもののまだまだ未公開の宝物がたくさん。
どんだけあるねん・・・。
入館はオータムチケット開始直前か閉館間際がベスト
オータムチケットは800円。正規のチケットは1100円。
その差300円。
建物側の列はオータムチケットの人達が時間前に作っている列。
左側は通常チケットの列。
時間は16:20頃。待ち時間ゼロで入館できます。
差額300円のために数十分前からこうやって列に並ぶのは、はたして意義があるのだろうか・・・。
16:30直後はまた混雑すると思います。
同じオータムチケットを使うのであれば、閉館間際(17時過ぎに)に入館する方が、待ち時間ゼロで館内も空いていると思います。
カオル的印象深かった宝物!
その1「平螺鈿背八角鏡」
今回のポスターにも選ばれた美しい鏡。
読み方は「へいらでんはいのえんきょう」だそうです。
入館したすぐ展示されていました。
この鏡、普段使いだったんだろうか・・・。
こんな美しい鏡で毎日自分の顔見ていたら、さぞかし美しくなることでしょう・・・。
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この記事で歴史を読んだら・・・ひどすぎる・・・。
盗まれ、銀製じゃなかったからって叩き割るとか・・・。
やっとの想いで盗み出したのに、合金だったから腹が立ったんでしょうね・・。
今は美しく修復されていますが、鏡面は痛々しい傷跡が残っています。
その2「浅緑目交纐纈絁襖子」
読み方は「あさみどりもっこうこうけちあしぎぬのおうし」。長い!
上着なのですが、当時の人が実際に着ていたんのか と思うと、自分もその時代の人に転生したような不思議な感覚になります。
遺愛の品も確かに美しくて感動するのですが、個人的にはこういった宝物や書物の方がリアルに当時の人を感じられて好きです。
その3「花氈」
羊の毛でできた絨毯です。
まさのシルクロードを感じる宝物でした。
その4「犀角如意」
読み方は「さいかくのにょい」。
僧侶が持つ仏具。どんな用途なのだろう。
実物は孫の手より少し小さい。
象牙を染める「ばちる」という技法らしい。象牙を染めるってどういうこと?
小さい孫の手。緻密な細工が施されてました。
その他にも、ハサミや靴、太鼓などありました。
書物エリアが例年より少なかった印象でした。
まとめ
待ち時間をできるだけ少なくしたいのであれば
・オータムチケット前の16:30前
・17時以降
でしょう。
あとは、開館前の9時前 でしょうか。
待ち時間をなるべく少なくして疲れをためないようにして
館内で宝物をじっくり楽しみましょうね♪
【正倉院展】
奈良国立博物館
住所:奈良県奈良市登大路町50
開催期間:平成30年10月27日~11月12日
時間:午前9時~午後6時
金・土・日・祝日:午前9時~午後8時
公式サイト
【正倉院展の際に立ち寄ったお店】
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