奈良・明日香　おんだ祭り＠飛鳥坐神社
知る人ぞ知る18禁の奇祭　五穀豊穣と子孫繁栄のお祭り

毎年2月第一日曜に明日香村で開催される

「おんだ祭り」を観に行ってきました。

今年は2月4日。

ン年前に奈良検定対策ででおんだ祭りの存在を知りました。

飛鳥でこんな奇抜なお祭りがあったとは・・・と数年前に観に行き、衝撃をうけました。

お久しぶり2回め。

おんだ祭りとは

宮司さん曰く（宮司さんの苗字が飛鳥さん！　これもすごい）、いつから始まったのかわからないらしいです。

村人が五穀豊穣と子孫繁栄の祈願のためのお祭りです。

お祭りそのものは朝から開催されています。

私は１３：３０頃に界隈の到着。

飛鳥坐神社に向かう途中、さっそく天狗と翁に遭遇。

お尻をつきだすと、もれなく叩いてくれます。（差し出さなくても叩かれる。）

叩かれた瞬間。

これが、まーまー痛い。

叩かれた人は厄払いになるし、彼らが暴れば暴れるほどこの年は豊作になるそうです。

この周りには外国人の観光客もいて、積極的に叩かれに行っていました。

小さい子どもは号泣です。なまはげのような風貌やし、そら怖いよね。

メインのお祭りは、14時頃から神社境内で始まります。

お田植え祭

そして、天狗とおたふくの結婚式

謎におたふく（新婦）の方がガタイが良い。

和合の際、後ろの翁の立ち位置は

こんな感じです。全体重をかけておしこんでくれます（ナニヲ）

和合終了後に使用したティッシュを、おたふくがまく。

観覧客に投げます　笑

我さきにと手を挙げる観覧客。

これは、拭くの神→福の神

という意味合いがあります。

もらえると幸運が訪れるそうです。

このように、けっこう色々とリアルな催しが、神社の境内で執り行われます。

最後は餅まき。

このようにものすごい人でいっぱいです。

境内から見える空が、春の訪れを感じさせてくれました。

暦の上ではもう春ですもんね。

冬から春に変わる今からのこの季節が好きです。

ちなみに尻叩きはこの神事が終わった後にも再開されます。

なので、神事を良い位置でみるために早めに場所を確保して、神事後に叩かれにいくのもありかなと思います。

奈良検定対策をしなかったら恐らく知らずに過ごしたであろうおんだ祭り。

明日香でこんなきわどい神事があったことに、改めて衝撃

奈良検定、やっぱりいいね。（公式テキストは楽しくないですが・・・）

＜おんだ祭り＞

日時：2月第1日曜日　午後2時～
場所：飛鳥坐神社(奈良県高市郡明日香村飛鳥707-1)
電話番号：0744-54-2071
アクセス：橿原神宮前駅からバス(飛鳥大仏前下車)

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