何でモデルになろうと思ったの?
~扉を開くまで 10代編~
「なんでモデルになろうと思ったの?」
よく聞かれる質問の1つです。
答えはいくつかありますが、大きな理由の1つが「背が高くて細かったから」でしょう。
この体型に生まれなければ、モデルになろうなんて1ミリも思わなかったでしょう。
小さい頃から背が高くてゴボウのように細く、
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都会に住む10歳以上年上の従妹が実家(私の家)に帰省する度に「モデルになればいいのに」
なんてよく言われていました。
単純な私は舞いあがっていましたが、
モデルなんて、選ばれし人しかなれないし、そもそもどうやったらなれるかなんて想像もつかない。
幼い頭なりに考えていたのは、
雑誌の「専属モデル募集」に応募すること、街中でスカウトされることが手段だと思っていたうら若き頃。
奈良の山奥で生きてる私が、スカウトなんてされる訳もないし、
専属モデルとやらに応募するには、誰かに写真を撮ってもらわないといけないけど、
「撮って」と誰かにお願いするそんな勇気もない。。。。
大阪の街を歩く度に「誰かスカウトしてくれないかな?」
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なんて思っていたりもしました。
世の中そんな甘いわけもなく・・・・。
そんなこんなで十代を過ごしつつ、
就職氷河期だった当時、もうひとつの夢であった「看護師」の道に進もうと思い、医療系の大学に進学しました。
その在学中、とある恋愛に大大大大失敗をし、ものすごく自暴自棄になっていた頃、
自信を取り戻そう、当時の彼を見返してやろう!と一念発起し、
「そうだ。モデルに応募してみよう」と思い立ちました。
たまたま目にした結婚情報誌(今思えばなんでそんなもの見てたんだ)に
「ブライダルモデル募集」と書いてあり、「これだ!!!」と思い立ち応募。
書類、二次選考、なんと最終選考まで残り、新幹線の切符までいただいて公開オーディションまで出場したのですが、
敢無く大敗。
そこで、私の負けず嫌いに火が付きました。
photo matteo_key
つづく
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