奈良・吉野のおすすめ
「賀名生(あのう)梅林」吉野は梅も美しい

奈良・吉野のおすすめ<br />「賀名生(あのう)梅林」吉野は梅も美しい

先日の奈良めぐりの際、はじめて訪れた場所でした。

奈良loverなのに、行ったことない土地がまだまだまだある。。。

 

かねてから噂は聞いていた賀名生梅林。

ずっといきたいな~と思っていたので、やっと行くことができてうれしかった。

 


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これを賀名生(あのう)って読める人は、、、、奈良県民でもなかなかいないのでは。

穴生(あのう)→「(願いが)加賀生(かなう)」→「賀名生(あのう)」

すごいストーリーやなぁ。

天皇直々に名づけていただいた地名って日本にどれだけあるんだろう。

 

 

訪れたのは平成29年3月12日。今年は直前に寒い日が続いたので、満開がずれてしまったみたい。

残念。私のときは5分咲き位でした。

率直な第一印象は、

「吉野山と似てる」です。

山肌沿いに、梅の木があります。そしてその山肌は、民家、民家、民家です。

ところどころに民家の前ですこしお土産を売ったりしていますが、吉野山のような土産物店や食事処なんてありません。住宅街を通るイメージです。

山にのぼる前に駐車場がありますが、車での上っていくことはできます。

 

ガードレールが見えると思いますが、こんな感じでのぼっていきます。

でも駐車場はありません。

民家の土地を駐車場とされているところもあります。山なので坂道ですが、周遊できる形になっているので、歩いてでも回れます。

時間は2時間くらいとのこと。

 

あるご自宅の駐車場にあったしだれ梅が美しかったので、記念にぱしゃり。

 

上までのぼると、写真では撮れなかったけれど、大峰山系もみることができました。

家の前に大峰山系が見えるって、すごいな・・・。うらやましい。。


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梅林入口の道路半さんで向かいには、資料館などなどが。

 

 

 

資料館前の休憩所にて。

 

資料館界隈には

・皇居跡

・北畠親房の墓

 

があります。

皇居跡。

 

そうです。皇居。

え????となる佇まい。

後醍醐天皇が当時、京都を離れて吉野山に向かわれる際、

堀さんという民家に滞在されていたようです。

その後、南朝の都であった吉野山は北朝側との争いで戦火をあびたため、当時の後村上天皇は吉野山を離れて、

この地を皇居とされたこともあったり、当時は荒廃していてとても皇居とよべるような状態ではなかったりで河内(大阪)や湊川(兵庫)を転々としていた

と、正に流転の時代。南朝。

 

資料館には、明治天皇から堀家に贈られた菊のご紋入りの杯等がありました。

いわゆる民家にそんな菊のご紋入りの品物が届くなんて・・・・すごい。。。

 

梅は少しはやくて残念だったけれど、こんな感じで天皇家と賀名生とのつながりも学べたし、北畠親房公のお墓にもお参りできたし。

ちなみに満開の時はこんな感じで山肌がピンク色になるそうです(五條市のHPから拝借しました)

ほんと吉野山みたい。

 

 

目で楽しんで、歴史にも触れられて。

とても充実した賀名生の旅でした。

 

【賀名生梅林】

 

 

 

 


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