【ミラノからロンドンへ】飛行機トラブル 遅延、ロストバケッジ/海外で悪夢のフルコンプリートの旅 中編
トラベラー馨@ロンドンです。
前回の投稿は、飛行機遅延によるミスフライトまでを書きました。
中編は自分が悪いのですが、
今回の移動である意味最もつらかったことをば。
バスに乗る直前に、何か嫌な予感がして鞄を確認したらどこにも見当たらない携帯。
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一体どこに置いたんだ・・・。
冷静に。。。
冷静に・・・・。
冷静になれ!!!!
高鳴る鼓動(?)を抑えつつ、記憶をたどる
最後に確実に携帯を使ったのはいつ?
あ、
バウチャーの写メを撮った
↑これ。
ここまでは「ブログ用に撮っとかないと」
なんて心の余裕があった。持たせようとしていた。
さて、その後一体私はどこに向かい、何をしたのか。
頭をフル回転して探す。
そうだ。
さっきのコンビニに違いない。
コンビニまで戻る。
店員さんに聞くと
「ないよ」
と期待通りの即答。
いや、絶対ここにある。ここしか考えられない。
根性で探す。
しかしない。
商品の陳列してる人に聞く
「見てないなぁ・・・」
と言われる。
自分が歩いた足取りを4回くらい見て探す。
でもない。。
この短時間に誰か持っていったのか・・・。
まったく期待していないロスト&ファンドに行って聞いてみる。
「問い合わせは22時までだから~ 次の日は朝6時からね~。で、ここに電話して」
と言われるが、
「そもそも電話がないのにどうやって電話したらいいの?」
って言ったら
「そんなこと言われても」
みたいな顔をされる。
はじめましてのベルギーでしたが、もう悪いイメージしかない(当社比)
だれかが持っていったに違いない・・・。
外人はすぐに持っていくから。携帯なんてお金の宝庫だし。。きっとあのコンビニの店員が持っていったんだ。
そうに違いない。
携帯のロックをしていなかったことを激しく後悔しつつ(いつからか外してそのままにしていた)、
アマゾンやら他全てのアカウントのパスワードを全部変えないと、
カードもまた変えないと(じつはチベットでカード紛失していた)
と考えつつ、往生際悪く再び探す。
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コンビニしか考えられない。4回目くらいの来店。
店員さんが「電話番号教えてくれたら呼び出すよ」と言ってくれ、はじめてベルギー人の優しさに触れる。
でもイタリアのsimカードは自動的に海外ローミングする搾取体勢なので、事前に外してしまっていたので意味なし。
もはや執念で何度もなんども周りを探す。もう米が重たくて仕方ない・・・。
何ならさっき買ったベルギービールも重たい。
その時ふと目に行った冷蔵庫。
当初買おうとしていたピラフのパック。買おうと思って手にしていたものの、
やっぱりやめようと冷蔵庫に戻したのですが、少しずれて置いたのがそのままでした。
この時は、夜遅いしピラフは自重しようなんて思って戻したなぁ。。。
なんてもうかなり昔の出来事のように思い出した矢先、
「あ、もしかして・・・・」
と思い、冷蔵庫を開け、
ピラフのパックの下に手をやると、ひんやりした金属物が・・・。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあったぁぁぁぁぁぁぁ 泣泣泣泣」
このときの喜びは忘れられません。
もう、ご飯がプリングルスでもオールオッケー と思いながらもこの時既に23:40頃。
最終のシャトルバスはもういない
ひっそりと待ち構えるタクシーにホテル名を告げると
「20€」と明らかにふっかけられるものの、
もうこれ以外に手段がないし、20€で携帯が戻ってきたと思ったら安いもんだとポジティブに考える。
てかタクシー、メーター使えよなほんと・・・。
タイでもタクシーで何度もケンカしたけどさ。
ほどなくしてホテルに到着。
すごく嬉しかったのは、ホテルがとても広くて綺麗でバスタブがありました。
遅延による戦利品。ベルギービールはおいしかったです。
瓶のふたがまた憎い演出でした。
とても広くて寝心地の良いベッドとバスタブに癒されつつ、眠りにつきました。
ホテルもきれいだったし、ここからは上昇気流に違いない!!!
携帯の紛失騒ぎが今回のラスボス。
明日は滞りなく無事にロンドンに着けるだろう と思っていたのですが・・・。
この時は翌日に訪れる裏ダンジョンのラスボスがいるなんて思ってもいませんでした。
ほなまたのち~
※アイキャッチはホテルの朝食会場。素敵なホテルでした。何ならもっとゆっくり過ごしたかった。
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