【映画感想】帰ってきたヒトラー
で楽しく歴史や現代の問題を学ぶ
- 2017.01.10
- 全て
生きてる間に自分の「知らない」ことを1つでも多く吸収したいと思っている。
「歴史」はその中でも大きな部分を占めている。
日本の歴史は興味があって色々調べたり読んだり見たりしたけれど、世界の歴史はその分さっぱり。
最近は、去年念願のドイツに行ったということもあり、ドイツに興味がある。
ドイツの歴史を知るうえで彼のことはまず知っておかないといけない。
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英雄から悪魔になった彼。
世紀の極悪人というけどはたして本当にそうなのだろうか。
大虐殺を肯定するわけでも何でもないけど、まずはフラットになって色々知ろうと思う。
公開時から気になってた作品。
【あらすじ】
ヒトラーが現代にタイムスリップ。風貌から話し方まで、本物のあまりにそっくりなので(だって本物だもん)、有能なコメディアンとして瞬く間に大人気に。
ヒトラーが生きていた当時とは何もかも変わった現代で、彼はどのように人々を奮い立たせ、ドイツのために尽力を注いていくのかが見もの。
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劇中では、ヒトラー役の役者が、ヒトラーとして街中で今の政治について人々にインタビューするドキュメンタリーも織り交ぜていて、とてもリアリティのある作品。
【感想】 ※ネタばれなし
まずヒトラー役の彼がリアルすぎる。帽子をかぶるとそのもの・・。ほんと海外の俳優さんってすごいな。
私の思う作品の見どころは2点。
やはりこの作品の一番の見どころは、ヒトラーが人々にインタビューして政治の本音を聞き出すところじゃないかと思う。それとヒトラーを見たときの彼らの反応。
もう1つは、ヒトラーが現代社会でどう適応し、どんな形で人々を目覚めさせるか。
あくまでフィクションだけれど、きっともし本当にそんなことがあったら彼はそうしていたのかもしれないと思わせられる。
ドイツの歴史だけでなく、EU、ひいてはドイツの今立たされている現状も一緒に、笑いながら学べる良い作品。
かなりシュールな作品です。
おすすめ。
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