チベット・ラサ ずっとずっと行きたかった神の地へ ラサは他の高地よりレベルが高かった。
先日、チベット・ラサに行って来ました。
チベットの入域許可証。
これまでチベット文化圏(インド・ラダック、中国・青海省、ブータン)には何度か行ったことがあるのですが、チベットの聖地「ラサ」には行ったことがありませんでした。
チベット文化やチベット仏教、そして何よりチベット人が大好きなのにもかかわらず、ラサに行ったことないのがずっと自分の中で引っ掛かっていました。
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実は今年の夢リストに
「ラサに行く」
と書いていたことが、ラサ行が決まってから気づきました。
夢リストすげー!!
と喜んでいるのもつかの間。
渡航1週間前に風邪をひいてしまい、
渡航までに何とか治したい!
治す!!!!
と色々と手を施したもののそれが一向に治らず、そのまま渡航となりました。
ラサは平均の標高が3650m。
富士山の山頂は3776m。
富士山の場合は自分の足でその高さまで向かうので、歩きながら低酸素に徐々に適応していくことができます。
一方で空路で高所に行く場合、いきなり低酸素地帯に放り込まれるので、高山病になるリスクが大変高くなります。
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いきなり100m思いっきり走らされ続ける感じ?
私は何度かインド・ラダックに行ったことがあるのですが、ここでは重篤な高山病にはかかったことがないので
(頭イタイナーくらい)、高所には強い方だと思っていました。
しかし、今回のラサでは結構打ちのめされました。
今回、ラサへ一緒に行った人も高所に強い人なのですが、その彼女でさえ、
寝起きの朝(もっとも低酸素状態)はかなり苦しそうだったので、やはりラサは他の高地よりも厳しい環境なのかもしれません。
私は風邪をひいていて
体調が万全ではなかった+高所適応ができなかった
で、2日間半のラサ滞在ではほとんど食事が摂れず、代わりにチベット人のソウルドリンク、ミルクティかバター茶を飲みまくっていました(口から飲み物が摂取できただけでも不幸中の幸い)。
もし時間的余裕があるなら、青海鉄道でゆっくり陸路でラサに入るのが一番安心安全な手段だな と身を持って痛感しました。
次回からは詳細記事書いていきまする~。
ラサ着陸前に見えた、視界と同じ高さにそびえ立つヒマラヤ山脈。
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