モデル滞在記~ミラノ編~
ものづくりは深い。カメラマンの言葉が胸につきささりました

先週の土曜に到着してから、ずっと良い天気が続いています。滞在先のアパートからの眺め。雲ひとつない良い天気。朝から前髪を信頼できる美容室に切りにいって、それから撮影へ。待ち合わせのバス停で見た不思議な紙袋。せめておいしいとジェラートにしていただきた...
モデル滞在記~ミラノ編~こちらは良い天気が続きます。ミラノ郊外は緑がいっぱい - fuku3.jp

一向に現れないので、

連絡してみたら

「後5分で着くから!」

と言われてたにも関わらず、更にそこから30分待ちぼうけしたのですが。。

ちなみに待った時間は合計50分ほど。


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まぁそれは置いておいて。

そんなイタリア人がとっても良いこと言っていたので、書き留めておこうと思います。

 

 

彼はものすごく写真がうまいのです。見ていて引き込まれる。

前回会った時は、

「カメラだけでは生活できないから~」

と、バイトでレストランで働いていると言っていました。

こんなにうまいのに。。やっぱりミラノはレベル高いなぁと思いながら聞いていました。

昨日会った時には

「写真で仕事するのはもうやめた。」

と言っていました。それは決してあきらめではなく、彼の確固たる信念がありました。

「ビジネスとしての写真は撮れない。撮りたくない」

だそうです。

そして、会ってからシャッターを切るまでに要した時間は4時間ほど。


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会うのは二回目なのですが、

それまでずっと話してました。

話してたというより

ほぼ聞いてたと言った方が正しい。

「きれいな写真は10回シャッター押せば撮れる。でも、それじゃ本当の写真は撮れない」

「撮る時間よりこうやって一緒にすごしてお互いのことを知る時間をもっと割いて信頼しあわないと。」

ほぼ一日一緒にいて、撮影は2時間弱。

撮影後、

「これは序章だからね!もっといっぱいお互いのこと知ったらもっといい写真が撮れるから!」

と言って別れました。その時のうれしそうな顔は忘れられません。

一部の仲の良いカメラマンを除いては、あまり個人的な付き合いをしたことがありません。

撮影が終わったら終わり。

彼は真逆のスタンス。

久々にとっても興味深い人に出会うことができました。

残りの滞在で、自分がどれだけ成長できるか、楽しみです。

原っぱで撮影。

手伝ってくれたステファーニャ。

めちゃかわいかった。


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